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りんごの芯

思いついた事感じた事を言葉に ショートストーリーにしています。

夜行

夜行バスの閉ざされたカーテンの外で
ウォンウォンとサイレンがなる

サイレンは私を不安にさせ
悪とされるものを追いかける
私に不安を残して

夜行バスの運転手が歳をとっていればいるほど
生きて帰れるかなんてことを考える
外が見えない環境と真っ暗な車内が私を不安にさせる

安いし寝てる間に着くのだけれど
安くで行けるのだけど
引換に見ず知らずの運転手に命を預けるのだ

そう考えると公共交通機関は
見ず知らずの人を信用し、システムを信用し
命を預けて命をかけてお金をかけて移動している

なんだか不思議で
なんだか不安

私が行ける範囲自転車で行きたくなるのも
すべて自己責任だからなのかもしれない

あることは無い

朝起きました
そこでふと頭に浮かんだのは

あることは無い

あることは無いとはあるのかないのか……

いや、
ある(起こる)ことは実際には無いと言う意味であることは
私も重々承知だ

でも何故か
あることは無い
というワードに釘付け

グルグルと
ある
ない
ない
ある

なんてやってたら
隣の部屋がある壁側から(うちは角部屋)
鼻水をかむ音が聞こえた

!?

お次はカーテンを開ける音
そして食器の音……

ビックリしてたら
隣のいない壁の上らへんから
何やら生活音……

隣がいる・ある
隣が居ない・ない

世の中にいるけどいないという真ん中はないのだ

両手にいっぱい

あれもこれもと仕事があり
一人でせっせ

新人教育のフォローをせっせ
仕事できない子と新人に意識を飛ばしながら
レジ打ちせっせ

あれ、なんで私こんなにやってるんだろう
と思った時には両手には抱えきれないほどのやるべきこと

一人で背負い抱えふと周りを見た
ほとんどの人が手ぶらでやりたいことやっていた
あれ私何してるんだろう

そう思った時にはもう誰もいなくなっていた

親友の話

これはメッセージです
って始めた方がいいのかしら?

私の親友の話をさせてください
親友と言ってももう6年も遠くに住んでいる親友です。

そんな彼女には秘密があります
解離症?だったかな?
簡単に言うと 生きている実感が薄いということ

彼女いわく生きている実感が薄かったり、何か世界と分断する膜が自分をまとってる気がしたりするらしい
精神疾患らしいのだが、見た目も性格も普通、むしろ明るく悩みなんてなさそうなのだ

彼女には彼氏がいる
付き合ってまだ一年未満だけれども
そんな彼との間に子供が出来てしまった
私と同じ年なので学生……

何より就活に希望を抱いていた彼女には
産んでもその子を恨んでしまうという不安しかなかった
おろすと決めてから随分苦しんだ

電話口の彼女の苦痛のこもった声を
今でも忘れられない。
そして ポツリと「私この子と今から死ぬね」
と言った
その声はとても明るかった

なんとか説得してその場はやり過ごしたのだが
彼女は私と連絡を取る度に
子供と死ぬことを止めた私を恨むのでした

きっと世の中のお母さん達は彼女を批判するでしょう
だけれども世の中のどんなお母さんよりも目に見えないわが子を愛しわが子の幸せを第1に考えていました

手術が終わった今でも、早く死んで健太郎をだっこしに行くんだ、健ちゃんは寂しがってるから早く死なないとねと、嬉しそうに話すのでした

彼女の苦しみはそれだけではありませんでした
手術当日に彼氏が台湾へ行く予定だと知ったのです
彼女の不安と苦しみは簡単に踏みにじられたのです

けれど彼は結局台湾へは行きませんでした
ですが絶対安静?の3日間何もしに来なかったそうです
前もって作り置きしておいたご飯を一人で食べ一人で三日ベットに置いていかれたのです

彼女は一人苦しんでいました
枕は常に彼女の涙で濡れ目は腫れていたそうです。
親友がそんな目にあっていると知って私は駆けつけたかったです
でも できませんでした……それほどに遠い距離なのです。

彼女は3ヶ月たった今でも解離症を治せなかった自分を責めています

なぜなら 彼女は彼氏のことを好きではありません
でも彼女には自分の人生が他人のものに見えてしまうので 常に彼女に意思はありません。

そして自己意識が低いので 誰かが喜んでくれるならいいかななんて思って演技もします

その結果子供が出来てしまったのです
だから未だに生きてる実感がない中
自分を責め続けています

そんな彼女の前で彼氏は
「僕達の子供はこうだね、ああだね」
なんて無神経な言葉で追い打ちをかけます
でも 彼女はそんな素振りも見せず
楽しそうに会話をするそうです。

自分の感情すら分からなくなってしまっているのです

そんな彼女は寝たら滅多に起きません
それを知ってる彼は寝ている間に事を終わらせるようです

女の人はデリケートでちょっとの変化にも気づくのを彼は知らないのでしょう

彼女が嘘をついていないか聞いても
平気で顔を見たくなってきてすぐ帰った
なんて嘘をつくそうです

彼女は傷つきます
もうそういうことは嫌だと伝えたのに
彼女の気持ちを無視して彼女を性欲処理に使うのでした

そんな子供に育てた親に責任はないのでしょうか
彼がもっとまともな環境で育っていれば
人の気持ちがわかったはずです
発達障害のような症状も出なかったはずです

それなのに彼の親は
これだけ人を平気で傷つける息子を育ててしまったことに
謝罪はしないと言いました

泣きながら話す彼女に私は何も言えませんでした。
彼氏に踏みにじられ レイプされ 苦しめられたのに
親は逆ギレです
彼女は彼氏の家族からも踏みつけられ心にナイフを刺されてしまったのです

そんな彼女が
私に一言ラインを送りました
「もう死ぬね 今までありがとう いい人生だった」

恨みつらみなんて言わないシンプルな文です
それから5分ごとに電話をかけていますが
電源が入っていません
彼女は一人暮らしです

ここまで彼女を苦しめた 彼と その親に責任はないのでしょうか?
なんで責任を持てないのに子育てをするのでしょうか
子育てをしている親に伝えたい
責任をもって子供を育てなさいと

彼の親は同じ立場に追いやられなければ
気持ちは分からないでしょう
私は今すぐにでも彼を殺してやりたいです
でもそれは叶いません

だって私彼のこと知らないから
こんなことになると知ってて彼女は私に
彼の事を彼としか言わなかったのです


芸能人の子が不祥事を起こしたら親に責任を取らせるのに
自分の子が不祥事を起こしたら責任を取らないとは

彼女は全部一人で背負っています
解離症に苦しみながら

これはフィクションでありノンフィクションです。
私の親友の身に本当にあったことを脚色して書きました
でも彼女の苦しみは、彼女の体験したことは
本当です

こんなにも苦しんでいる人がいたと
皆に知ってもらえたら……


彼女と最愛の息子健太郎君に捧げます。

大人

小さい女の子が泣いています
大丈夫だよと慰めれば大抵泣きやみます

大人の女の人が泣いています
大丈夫だよと言えば、だめなのよ!!とさらに泣きます
具体的な打開策を提示すると大抵泣きやみます

小さい男の子が悪いことをしました
これはこうだから、しちゃダメなのと言うと
ごめんなさい……と言います

大人の男の人が悪いことをしました
これはこうだから、しちゃダメなのと言うと
だって……でも……しか言えません

大人って何なんだろう
子どもって何なんだろう

大人になることがまるで悪いものかのように
捉えられてしまうのは
今の大人と呼ばれる人たちが楽しんでないから

幸せじゃないなら
心を素直にもっと豊かにすればいい

社会的な縛りなんて解こうと思えば解ける
解かないのは自分を守ってるつもりで苦しめてるから

自分との対話が足りない気がする
もっと自分をもっと見つめて

いのちの車窓からを読んで

読んで……と書いているが
実際は10分の1ほど読んだ

明日は学校と説明会とSPIのテストなので、自粛して……
という訳ではなく

少し読むとアドレナリンが10年ほど溜まっていた水が溢れ出るかのように出てくるのだった

彼は天才だ……
星野源……彼は何者なんだ

言葉が踊っているけどちゃんと地に足がついている
心からの言葉
こんなにも素晴らしい言葉達を未だかつて見たことがない
と断定できるほど美しい

「言葉を紡いでいる」それがとても似合う

そんな星野源に私は嫉妬した
こんな文かけていないこんな言葉使えていない
そんな自分にとても腹が立った

言葉を大切にしているつもりだった
言葉を大切に出来ていなかった
いや、才能がないのだ……

自分だけにとどまってしまっている文なのかもしれない
わからないが
私は星野源を超えたい
いや、絶対に超える……超えなければ言葉を大切にしていると言えない

この本は読むべきだ
読まねばわからぬ星野源が見えてくる
あぁアドレナリンが湧き出てくる

彼は天才だ

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SP/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033585457&Action_id=121&Sza_id=G4

時々ある不思議な話

ふっと力を抜く時
あれ?ここどこなんだろ何してるんだろ
と自宅にいても学校にいても感じることがあります

他にも何だか世界から分断されているような気がして
そちらへ行きたいけど膜に覆われている感覚になるのです

生きてるはずなのに生きてる実感がない

感覚的にはデジャヴみたいな感じ
とても怖いしとても気持ちが悪い

幸せな時もそんな感じになる
フワフワしていてなんだか気持ちが悪い

普通のことなのかもしれない
でも普通じゃないかもしれないなんて
思いながらモヤモヤ