りんごの芯

思いついた事感じた事を言葉に ショートストーリーにしています。

第3次反抗期

実家に帰りたくない。

 

家族が嫌いなわけじゃないけど

両親の近くにいるのはしんどい

育った環境に戻って知り合いに会う度に聞かれる近況

 

疲れる

 

いい子だったのにーって…

いや、大人からのいい子って都合のいい子手のかからない子供でしょうよ

 

そりゃ子供の頃に我慢してニコニコヘコヘコしてたら

そんなクソみたいな環境から抜け出したら

反抗期イヤイヤ期炸裂だよ?

 

だから外歩いてて反抗期MAXみたいな子を見るとホッとして

すごく聞きわけのいい子を見ると不安になる

まぁ勝手に人の心配すんなって感じだけども

 

いい子ってちょっとのわがままも押さえつけられるからさ

こんなクソッタレに成長しないように祈るしかできない

 

何がいいか悪いかなんて教育は分からんけど

とりあえず家には帰りたくないし親とも程よい顔の見えない距離が一番いい

 

そんな、第三次?反抗期な今日この頃

年々白くなる理由

私は小さい頃から外で遊ぶのが好きな女の子だった

そして誰よりも負けず嫌いで

体育祭の前の1ヶ月ほど前から走っていた

中学から修道院に入って、学校の体育以外外の日を浴びなかったが

少ししか白くならず高2の夏に転校した

 

ハンドボール部に入り外での練習のおかげで

焦げパンと呼ばれるようになり

それから部長になってさらに自主練に気合が入っていた…

 

とにかく黒い生活を送ってきた

 

大学の部活は室内だったけれど試合とかで外でのアップや登下校や遊びに行く際の自転車移動で少し落ち着いたぐらいでまだ黒かった…

 

それが最近めっきり白くなったなぁと思う

白いって言われるし…

 

単純に外に出なくなったのと長袖を愛用していたことが要因だと思う

 

でも私は

白くなった自分から何かが抜けていったように感じるのだ

自分から何かが抜けて白くなった

それは魂のような大切なもの

 

たくましく筋肉がつきいい色をしていた腕は

元々細いため白く細いもろそうな印象を与えるようになった

弱く見せたくない私には悲しい事実…

 

抜けていった大切な何かを探そうと今日も鏡を睨みつける

夢に出てきた親友の話

私の親友は中3の春に亡くなった

そんな彼女の夢を見た(数日前に)

 

本当は彼女は死んでなかったという夢で

私は一生懸命彼女は生きているんだと主張していた

死んでなかったんだよ!!って学校の先生に言ったが誰も相手にしてくれなかった

 

二人で海に行った時の映像になり

遊んでいたら横に広い階段の数歩上から彼女が

こっちに来ちゃダメ!って必死にさけんでいた

 

私は大丈夫だよ!もうそんなことはしないからって笑いながら言った

それでも彼女は必死に叫んでいたらすごく悲しそうな顔をして

 

とても不思議な夢だった

たしかに今とてもしんどい時期で

人と話してるだけで泣きそうになるような自分がいて

でもその夢のおかげか全然死んでやろうなんて思わなくて

 

その夢の中で死ぬ恐怖を味わった気がした

死にたくなかった

多分彼女の本音なんだろう

なんで死んだんだろなーってまた彼女のことを思い出して落ち込む

 

双子だった

双子のようだった

考えも感じ方も双方の親が認めるほどに似ていた

職員室でも双子だと言われ

そんなかたわれに置いていかれ

彼女が見れなかった世界を背負い過ぎたのかもしれない

 

私は

私なんだ

それ以外の何者でもなく

親友の人生を預かってるわけでもなく

親の人生のやり直しをしてるわけでもなく

私は私の人生を生きようと

そう思えた夢だった

 

けど現実にはとても苦しいことが多い

決めても振り切れない親や親友

少しづつがんばろ

30分の電話

バイト後に

気になってる人によく行く店に行ってますか?って

ラインを送った

 

残念ながら長野出張でした…

そしたらなんと電話が!

 

帰りながら電話をした

 

あぁ力になりたいなぁとひたすら思った

 

電話をしただけで

あぁ好きだなぁと思う

 

会ったら尚更支えたいなぁと思う

 

何気なくクリスマスの話になって

そういや24なら空いてますよ!って言ったけど

24は一か八かで空けていた

その話を自分からする勇気もなく

自然にそんな話になったからほっと一息

 

ふと考える未来にはあたりまえのように彼がいて

自分は転勤に対応できるように資格のある仕事をしようとか

子供が出来てもし単身赴任になるなら長崎に帰って育てたいなぁとか

 

まだ全然付き合えてもないし

彼からしたらただの友達かもしれない

でも

でも

それでもこんな気持ちになったのは22年生きてて初めてだ

 

大体は好かれて好かれてるから付き合ったり好きだと嘘ついたり

そんな付き合い方しかしなかったのに

 

なんだかちゃんと恋をしているなぁと思うんですよ。

 

でもだからこそどう出ていいかわからない

 

そう。

きっとこれが恋煩い

 

めんどくさいの中身

めんどくさい…

これは魔法の言葉

 

すごく苦しくてもう進めない時も

あーめんどくさ!って言うだけで周りは苦しんでるとわからない

 

悲しくて泣きたくて立ってられない時に

めんどくさいねほんと!って言うだけで

ただめんどくさいだけだなく意味なんてないと脳が理解し

涙を他人に見せずにすむ

 

母はめんどくさいって言うわたしを見て嫌な顔をする

めんどくさいっていい加減やめなさいと

怒ってくる もう22歳なのにさ

 

そうすると私はほっとする

あーかったるいように見えてるのか

よかったよかったって

 

こんなに隠して強がるのも疲れました

笑いながらこうなっちゃってさーでも、まぁ大丈夫って言いたくないのよね

私バカだからさ

みんなより不器用だからさ

嘘つかないと同じ土俵に上がれないのよ

 

頭のいいとされてる大学に入ったが最後

私はまた自分の馬鹿さとクズさを思い知る

 

めんどくさいなぁ…

 

めんどくさいよほんとに…

 

めんどくさいの中には

いろんな感情が入ってる

めんどくさくないけど

 

めんどくさいの中身はきっと

涙で濡れているんだ

誕生日

私の22歳の誕生日は姉の電話で始まった

家族ラインに反応していない(寝ていた自主休講)ことを気にした姉が職場のロッカールームでこっそり電話をかけてくれたのだ

 

誕生日おめでとう電話かな?とおもったら

まさかの生きてた!!良かったーって言われました。

 

びっくり…

 

そうかまぁそうだよなぁと思いつつ電話を切り

ふむふむとまた眠りに落ちた

 

お昼頃起きて洗濯物をし姉のお土産の明太子を使って明太子スパゲティを作り堪能

 

サスペンスを見ながらゴロリゴロリ

 

ケーキを買おうと思ってケーキ屋にいったら

まさかの無人

泣く泣く帰ってきたら

 

気になってる人から仕事早く終わったから飲みいけるとのライン

わっふいと思いながら待っていると

 

荷物が届いた母からのおかしなどのプレゼント

事前にオーダーしていたテディベア

わっふいわっふーいとテンションバカ上げ

 

そして飲みに行きカラオケに行き共通の知り合いの店に飲みに行きコーヒーのお酒を初見のおじさんに奢ってもらい

コーヒーを飲み自転車ぶっ飛ばして帰ってどうぶつの森をした。

 

たくさんの人からのおめでとうメッセージやプレゼント

果てしなく嬉しかった

21歳は氷河期のように冷たい1年だったので

22歳はホットな1年にする

 

岐阜のお土産栗きんとん

東海にくらす人達にはお馴染みの栗きんとん!

栗をこして砂糖を混ぜて?茶巾で絞った栗きんとん

 

どーしてもお母さんとお姉ちゃんに食べて欲しくて

少しいるだけでも頭の回るJR高島屋のB1へ

名駅で既に人ゴミの疲れが出ていたが

B1に行くとまぁなんとも言えない辛さ!!

お店の名前すら見えないほどにめが回って

とりあえずお店をググったらあとは背景と比べて見つけ出すのみと

人混みを気にしない戦法を獲得し

なんとか見つけて自分と姉の分と姉が帰ってから母と姉が食べる分と買った。

 

まさかの日持ち4日

お母さんが姉の家に来るのが五日後…

お母さんに電話して(拗ねながら)欲しい土産とその件について話していた

すると母はやはり母親で一日ぐらい大丈夫!!!!って言ってくれた

結局いつまでも子供なのは私…

 

そして姉を見送ってバイトに行き1時半まで頑張ったあと家に帰ってきて号泣

子供の時姉がお泊まり会に行く時を思い出した

毎度泣いていた…

そしてどうしても姉との繋がりが欲しくて残り一つの栗きんとんを食べた

あれ?味が変わった…

そう、前までもっと美味しかったのだ

姉と喋りながらおいしーって言いながら食べた栗きんとんとはどうも違った

 

人がいる

それだけで華やかになるものがあって

人がいる

それだけで苦しいという事実もある

でも

それでも

人がいるのは有難い

人が一人でも近くにいるのはミラクルだ

 

人と一緒に生きていきたいと心の底から思った残り一日の21の夜