りんごの芯

思いついた事感じた事を言葉に ショートストーリーにしています。

ショートストーリー(仮)

小さな幻

きっと あの世には 生まれることの出来なかった 小さな命達が暮らす場所があるそこから お父さん お母さんをみて微笑んでいる小さな命が生まれるはずだった日 その日に夢に現れることが許されているその小さな幻をみた男女は 気付かない その幻が自分たちの…

いのちとロウソク

雨がしんしんと降る真夜中 私は終活をしていた 真っ暗な部屋に小さいロウソクを灯し 独りの重さを確かめながら計画書をしたためたやりたいことを書き どんな場所で最後を迎えたいかを書き 遺書は近くなって書くということを書いたここまで生きてきて字を褒め…

親友の話

これはメッセージです って始めた方がいいのかしら?私の親友の話をさせてください 親友と言ってももう6年も遠くに住んでいる親友です。そんな彼女には秘密があります 解離症?だったかな? 簡単に言うと 生きている実感が薄いということ彼女いわく生きてい…

未タイトル ショートストーリー

最近真っ黒な夢を見るそれは夢じゃないと言うかもしれないけれど それは確かに夢なんだふわりと舞い降りてくる真っ黒の夢 私はそこに浮かんでいるの せんべい布団で寝てるはずなのになんだか心地よくて心地よい揺れ心地よい響き しわせに浸っていたらふと光…

ひと駅ストーリー

もう時計の針は日付を変更しようとしている それなのにまだ電車に乗っているのだあとひと駅で家に着くのに遡ること6時間 出張先から飛行機で戻ってきて 特急に乗れば電車で1時間で最寄り駅につくのだ だが、何を思ったのか 鈍行を乗り継いで帰ろうと決めた …

言の葉

皆が同じ言葉を使う時代になった 表現も比喩も何もかも同じ 街に出て飛び交うフレーズが同じ 街にいると頭痛がするメールが来ても近況をSNSで見ていても やってる事と感想は違えど選ばれている言葉は同じだ それが当たり前 違うフレーズを口にすると皆に古い…