りんごの芯

思いついた事感じた事を言葉に ショートストーリーにしています。

夜になると

夜は神聖だ
永くしんと静かで
あまりに長居してしまうと
夜に食べられてしまう

危ないと思った時にはもう遅くて
するりと飲み込まれた私の心は
しんと永い夜に閉じ込められる

朝が来ても日が登ることなく
太陽の光を浴びても
暖かくなく
鳥の鳴き声を聞いても
目が覚めることがない

夜は危険だ
さぁ飲まこまれないうちに逃げるんだ
夢の中へ