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りんごの芯

思いついた事感じた事を言葉に ショートストーリーにしています。

六年前の彼女の話

もう彼女が旅立って六年になる
私の中じゃまだ中学生の彼女は
コロコロと楽しそうに笑っている

私がもう少し……なんて考えていたらキリがないと言われるが
キリなんてなくていい

私と彼女は双子だった
ホントのじゃなくて自他ともに認める双子

彼女の親が私を見て泣き出したことがある程に
纏っているものがおなじ

もしかしたら私はドッペルゲンガーだったのかもしれない
ドッペルゲンガーである私と彼女が出会ってしまったばかりに
彼女はもういなくなってしまったんじゃないか

なんて考えるけど
そんなのは考えるだけ無駄なのかもしれない

彼女と別れて六年
ずっと彼女は私の心に住んでいる