りんごの芯

思いついた事感じた事を言葉に ショートストーリーにしています。

怖がりは愛されている証

私は怖がりだ
暗い所 高い所 危険な虫 防波堤から身を乗り出して見る海 底の見えない水の溜まり場 大きな火 ガス ジェットコースター
とにかく安全が確保出来ないような場所や状況がとても怖い

ぬいぐるみもどこを見ているかわからないから
本能的に恐怖を感じる

そんな私はずっと考えていた
何でこんなにもビビってしまうのだろうか
怖いと思ってしまうのだろうか と

そんな時に怖いという感情は自分を守るためのものであると誰かに言われた

むむむ?
そうなると
私は人一倍自分を守っているということになる

何だかしっくりこなくて←
また考えていた

するとカチリとなにかハマったかのように気づいた

人の基準は既存しているものと環境によるものによって出来ている
とし
環境を親の躾であるとするならば

それは親がどれだけ子供に危ないからしてはいけないと恐怖を与えたか
だと思った
こんなのは大切にされていないと思うが

今日雨の中傘を差す幼稚園児と母親の様子を見ていてハッとした

車道と歩道を線引いているブロックの上を歩いている子供に
お母さんが危ないからこっち歩きなさい!死んじゃうよ!と怒った
すると子供は縮こまったような顔をしてさっと内側に入った

母親への恐怖か死への恐怖かは分からないが
どちらにせよ彼は十分に自分を守ることの大切さを知っているのだ

恐怖を楽しむことは出来ない
慎重な性格だから
そう言うともったいないと言われるが
何も私には恐怖なんだからやっても楽しくも何ともないんだ……とおもってしまう

別に何かを批判したいわけじゃない
ただ
怖がりだとい言われて悲しんでいる人が
少しでも救われればいいなと同類の私は思う