りんごの芯

思いついた事感じた事を言葉に ショートストーリーにしています。

散りゆくものの美しさ

桜の花びらが散っていった
なんの音もせず
なんの気配もなく
そっと散っていった

咲いている時は気にしないのに
散ったらなぜその花びら一つ一つを大切に思うのだろう
散ると分かっていてなぜ花を咲かせるのだろう


桜は散るからこそ美しいと言うのなら
きっと私たちの人生も終わりがあるからこそ美しいのだと
散るその瞬間も美しく桜のようでありたいと心から思うのだった