りんごの芯

思いついた事感じた事を言葉に ショートストーリーにしています。

恋愛とアダルト・チルドレン

昔から女の人によく懐いた
特に兄弟より年上のお姉さんに
執着にも似た感情があった
幸い小さい頃は可愛げがあったので構ってもらえていた

大人になり年上の女性に懐くことはなくなった
環境的に自分が年上の女性になったから
そう思っていた

でも執着が無くなって来たのは
一人暮らしをして彼氏が出来てからだ
反対に彼氏への執着が始まった

ただ愛していてほしい
自分だけを見てほしい
という親から子への愛を欲しているのだと気づいた

満たされずに育った心は常に形のない愛を探すようになった

けれどもそんなの見えるはずはなく
不安にしかならなかった

この欠落した部分が
自分を苦しめる
人は自由があると理解していながらも
心が追いつかない

母の愛は母しか持っていない
だから突き放されたくなくて
必死にいい子になる

だから恋愛においても都合のいい人になる
足りない部分はどんなことをしても
決して埋まらない

欠けている心と向き合って
その心の隙間を埋めることが出来た時

きちんと理想の恋愛が出来るんだと思った