りんごの芯

思いついた事感じた事を言葉に ショートストーリーにしています。

秋風

秋の風がふわりと通り過ぎていく

洗濯物が乾きにくくなって

半袖が肌寒くなる

バイトに行く時間の空は暗くなり

秋が来たと想う

秋はそっと語りかける

独りはさみしいねって

 

秋に語りかけられて私はハッとした

独りでさみしい…

 

さみしさで一杯になって

嗚咽を漏らしながら泣き

眠った

 

朝を迎えた

ひんやりと冷たい空気が独りを際立たせる

暖かい飲み物をのみほっと一息

他愛もない家族とのLINEに落ち着き

卵焼きを焼いてお弁当を作るそして、朝食を食べ

学校へ自転車を走らせる

 

何も無い日常にホッとする昼下がり