りんごの芯

思いついた事感じた事を言葉に ショートストーリーにしています。

朝食

規則正しく生活をするために

朝食を食べることにした

 

寒い朝は特に苦手…

七時に起き手元の電気ストーブのスイッチを入れ

暖まりながらなぜか冷たい鉄分ジュースと胡桃食パンを1枚

無言で空を見つめながらモグモグ

 

最近喉が弱くてパンに苦労しながらもモグモグ

 

重苦しいほど静かな朝食だった

 

小さい頃カレーを食べなから母に忘れ物がないかと口酸っぱく言われ

大丈夫だよと言って忘れ物をした朝

 

思春期の寮生活でのなんとも言えぬほど眠くて、でも誰かが話しているそんな味はないけど賑やかな朝

 

大学受験を前に殺気立ってご飯いらない!なんて言ってギリギリまで寝て登校しようとしたら

電車で食べなさいとおにぎりを持たせてくれた母の笑顔に送り出された朝

 

いろんな朝を思い出し

静かに涙が出た

涙さえ静かになってしまった

 

隣に誰かいること

誰かとごはんを食べることが出来るありがたさを

胡桃食パンの硬い胡桃と一緒に噛み締めた

そんな一人暮らし4年目の朝