りんごの芯

思いついた事感じた事を言葉に ショートストーリーにしています。

ポイ捨て 人捨て

ごみのようにポイと捨てられた感覚が襲ってきた

あぁそうかもう用無しなのか

どこか冷静に、でも胸はザワつきながら

しずかに深呼吸した

 

吸って

 

吐いて

 

また吸って

 

嗚咽が溢れた

自分から漏れているとは気付かず

嗚咽の元を探した。大丈夫だよと寄り添うために

 

そんなゴミのような体験をしたのはいつだったろうか

 

ゴミのような笑顔を振りまいては捨てられ

もう捨てられるのは慣れたもんだと思っていた

 

でも

ごみにだされ収集車に吸い込まれながら

また

どこからか嗚咽が聞こえてきた