りんごの芯

思いついた事感じた事を言葉に ショートストーリーにしています。

実体があるということ

私はしばしば死んでしまった人達に苦しめられる

オカルト的な事じゃなくて

あの時こうしておけば…あの時産んであげてれば…なんて後悔をずっとしているんです

 

そしてそれに苦しめられ爆発する

知らんわー!!!!って投げ出す誰も悪くないのに…

 

そして余裕を取り戻してはっとする

ごめんねと抱き寄せたいのに死人には実体が無い

そしてまた自分に罪を背負わせ歩くのだ

 

実体があれば何度でも仲直り出来ること

実体があればごめんねと抱きしめられること

それらは実体があるから出来ること

 

空に向かって謝っても 泣いても お詫びに死のうとしても

何も返事は来ない

ただひたすら生きていることを呪い悔やむことしか出来ない

 

でも

きっと

そうじゃない

 

でもそのそうじゃない何かを私は見つけられない

私が死んでしまうまでに見つけられるのか分からない

でも探そうと思う

必死に走り回って転げ回って探そうと思う