りんごの芯

思いついた事感じた事を言葉に ショートストーリーにしています。

年々白くなる理由

私は小さい頃から外で遊ぶのが好きな女の子だった

そして誰よりも負けず嫌いで

体育祭の前の1ヶ月ほど前から走っていた

中学から修道院に入って、学校の体育以外外の日を浴びなかったが

少ししか白くならず高2の夏に転校した

 

ハンドボール部に入り外での練習のおかげで

焦げパンと呼ばれるようになり

それから部長になってさらに自主練に気合が入っていた…

 

とにかく黒い生活を送ってきた

 

大学の部活は室内だったけれど試合とかで外でのアップや登下校や遊びに行く際の自転車移動で少し落ち着いたぐらいでまだ黒かった…

 

それが最近めっきり白くなったなぁと思う

白いって言われるし…

 

単純に外に出なくなったのと長袖を愛用していたことが要因だと思う

 

でも私は

白くなった自分から何かが抜けていったように感じるのだ

自分から何かが抜けて白くなった

それは魂のような大切なもの

 

たくましく筋肉がつきいい色をしていた腕は

元々細いため白く細いもろそうな印象を与えるようになった

弱く見せたくない私には悲しい事実…

 

抜けていった大切な何かを探そうと今日も鏡を睨みつける